H2パッカー工法
多量湧水地山における導水式複合パッカーを用いた湧水対策工
メカニカル機能として
ゴム膨張型のパッカー部分と
薬液が滲出する布製パッカー部分との
2段階構成となっています。
このため、先受け鋼管内に
予め設置する注入管( インサートホース) を
パッカーの外側に配置しても
薬液注入機能とパッカー機能を両立して
口元の止水性を発揮できるパッカー構造となっています。
トンネル工事において多量湧水に遭遇することは度々あります。
特に、土被りが大きい断層を通過するような長大トンネル、小土被り河川直下の近接施工では、突発多量湧水により切羽
作業の中断が懸念され、その対策工の一つとして補助工法が多く採用されています。
しかし、これまで多量湧水下における補助工法の注入システムが確立されていませんでした。
H2パッカー工法は、このような多量湧水下で効果が期待できる高機能な導水式複合パッカー『H2パッカー』を用いた導水対策工です。
◆H2パッカーの特徴
▶ゴム膨張型パッカー部と布製パッカー部の2段階構造
▶多量湧水時の口元処理。
▶多量湧水時においても注入が可能。
▶注入した薬液が導水管内の湧水とともにリークし始めたら、導水管の先端に取り付けられたボールバルブを閉じることで確実な注入が可能。
▶薬液が地山へ確実に浸透できることによる地山改良効果そのものも向上することが期待できる。
▶注入材の排水を最小限に抑えられるため、坑内の排水や濁水処理設備への負担を軽減。
◆H2パッカーによる止水状況(例)
◆H2パッカー|機能概要図
◆H2パッカー|断面の概要図
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