■ ターゲットシート（技術名称：周長確認ライン付防水シート）とは

　センターラインから1m間隔で周長確認ラインが引かれた防水シートです。施工済みの防水シートとの位置合わせが容易となり施工品質の向上が期待できます。
　また、覆工コンクリート打設時に防水シートの表面に周長確認ラインが線引きされていることで、打設中のコンクリート量が把握でき覆工コンクリート打設の施工性向上にもつながります。

■ 防水シートの位置合わせが簡単！

　ターゲットシートではセンターラインに加え、周長確認ライン、周方向ラインの三箇所を目印とすることで、位置合わせが容易となります。

　▼ 防水シートの中心が分かる！　―　センターラインを赤色で線引き
　▼ 位置合わせが簡単に！　―　周長確認ラインを黒色で線引きセンターラインから1ｍ間隔に表示
　▼ 位置合わせが簡単に！　―　周方向ラインを青色で線引き不織布端から100㎜内側に表示　

■ トンネルにやさしい４つの効果

　① 緩衝効果｜不織布緩衝層により覆工コンクリートのひび割れを防止します。ロックボルトなどの突起物を保護します。
　② 防水効果｜トンネル内への漏水を防止します。
　③ 排水効果｜地山からの湧水を排水します。
　④アイソレーション効果｜吹付コンクリートと覆工コンクリートをシートにより遮断し、覆工コンクリートのひび割れを防止します。

　◎ 高性能｜防水シートには一切傷を付けずに施工可能
　◎ 機能性｜防水・排水・緩衝という３つの機能を高レベルで実現
　◎ 環境性｜塩化水素ガス、塩素ガス等誘導ガスが無発生
　◎ 容易性｜専用溶着機の使用により、容易に接続が可能
　◎ 耐久性｜優れた耐久力、耐薬品性、耐候性
　◎ 柔軟性｜吹付コンクリートの凹凸面にもよく馴染む柔軟性