FSDロックボルト
ハイブリッド型自穿孔ロックボルト
ロックボルトの施工性が向上◎
将来の拡幅掘削に◎
鏡ボルトに◎
施工時に発生するボルト本体や端末部の破断や破損を防止
FSDロックボルトは、従来の自穿孔GRPロックボルトの端末部を鋼材(接続部と中空鋼製ロックボルト)に置き換えた【ハイブリット型自穿孔ロックボルト】です。
【ボルト端末部の衝撃】を鋼材に転嫁させることで、従来の自穿孔GRPロックボルトがもつ問題を解決しました。※1
自穿孔GRPロックボルトは、孔壁が崩れやすい軟弱地山を補強するロックボルトのひとつで、「軽量」で「容易に切断できる」等の特徴があり、将来の拡幅掘削や鏡ボルトなど、後工程で切断が必要な場合等に採用されます。
※1 従来の問題点
比較的硬質な破砕質地山や礫混じりの地山などにおいて、ドリルジャンボで穿孔する際に、打撃やローテーション等による衝撃でボルト端部のガラス繊維が壊れるなど、ボルト本体あるいはボルト端末部の破断や破損が生じやすく、これにより付属治具(ナット、プレート、注入用の冶具、引抜き試験治具等)の設置ができない不具合も発生していました。
◼ 穿孔時、ドリルジャンボのドリフター打撃や回転等の衝撃を緩衝し、GRPロックボルト本体あるいは端末部の破断や破損を防止
◼ 一般的な中空鋼製ロックボルトと同様に、付属治具(ナット、プレート、注入用の冶具、引抜き試験治具等)の取付が容易
上:従来品自穿孔GRPロックボルト / 下:FSDロックボルト
(参考)自穿孔GRPロックボルトとFSDロックボルト比較表 ロックボルト長 (4.0mの場合)
中空GRPロックボルトと中空鋼製ロックボルトの接続部(カップリング)の引抜き耐力に関しては,公的機関による試験(JIS M 2506:1992 ロックボルト及びその構成部品:ロックボルトのねじ部引張荷重試験)を実施した結果,従来品と同等以上の性能があることが確認できた.
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