突起レスロックボルト

特殊頭部固定材付ロックボルト

NETIS登録番号CG-160012-VE
突起レスロックボルト
【特長】

突起部に起因する覆工コンクリート施工上の課題を解決します!

従来のロックボルトでは吹付けコンクリート面から3cm程度あった突起部をほぼゼロにした「突起レスロックボルト」

04_突起レスロックボルト180724_定着部

突起レスロックボルトを使うことで、突起部に起因する覆工コンクリート施工上の課題である、※拘束(覆工コンクリートのひび割れ)抑制や打設時の防水シートの破損・空洞発生を防止でき、コンクリートの品質向上につながります。

※拘束:ここでは、覆工コンクリートの乾燥収縮などによる変形が、ロックボルト頭部などの突起物で妨げられ、引張応力が生じる現象をいう。ひび割れ発生の原因の一つ。突起レスにすることで境界面が滑らかになり、変形が妨げられなくなるため、ひび割れが抑制される。

 

 

従来のロックボルトの突起部に起因する問題のすべては
突起レスロックボルトを採用することで容易かつ根本的に解決可能

【従来のロックボルト】

①若材齢のコンクリートにおける温度応力や乾燥収縮に伴う変形の拘束に起因したヒビ割れの発生が懸念される

②防水シートに「たるみ」と「張り過ぎ」が発生し、覆工コンクリート打設時に、過度な引張力等により破損する可能性がある

③突起部付では、覆工コンクリートの厚さ(巻き厚)が不足するため、構造上の弱点となっている

 

04_突起レスロックボルト180724_旧覆工コンクリ―ト

【突起レスロックボルト】

①ワッシャーを円形にし、端部を面取り加工しているため、角部による防水シートの破損がない。

②従来必要であったロックボルトカバーの設置が不要

③ナットの増し締めおよび取り外しに関しては、4孔の増し締め孔を設けており、専用のラジェットレンチにより容易に実施可能

④背面平滑型トンネルライニング工法において、充填モルタルの流動性、充填性が向上

04_突起レスロックボルト180724_新覆工コンクリ―ト

 

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